警視庁麻薬取締課MOGURAは実話?元ネタは漢GAMIの2020年の事件がモデル?

ABEMAの話題作『警視庁麻薬取締課MOGURA』は、実話をもとにしたスリリングなストーリーが展開されるドラマ。

この作品では、警察官が潜入捜査を通じて違法薬物の取引や栽培を摘発する過程が描かれていますが、その背景にあるのは、実際に起こった事件です。

本記事では、このドラマの元ネタとなった事件の詳細や、物語のテーマである違法薬物問題、さらに制作の裏側について解説していきます。

フィクションと現実が交差する『警視庁麻薬取締課MOGURA』の魅力を紐解きながら、私たちに問いかけられるメッセージを探っていきましょう!

目次

『警視庁麻薬取締課MOGURA』は実話?元ネタのラップグループのモデルは誰?

『警視庁麻薬取締課MOGURA』は、視聴者を惹きつけるスリリングな展開だけでなく、

「実話に基づいている」

という点でも注目を集めています。

このドラマの元となった事件は、日本で実際に発生した違法薬物に関する摘発事件が基になっています。

特に、2020年に起きた一斉摘発のエピソードがその背景として挙げられます。

ドラマでは、潜入捜査を行う警察官たちが描かれていますが、これも日本で行われた実際の捜査手法に影響を受けており、違法薬物の取引現場に潜入し、ラッパーを含む犯罪グループを摘発するというスリル満点のストーリーは、現実の事件に根ざしているため一層リアリティを感じさせます。

MOGURAの元ネタ事件は2020年?GAMIの逮捕のキッカケを映像化?

『警視庁麻薬取締課MOGURA』は、鈴木おさむさんが企画・プロデュースした作品となり、

ラッパーの漢 a.k.a. GAMIから3年前に聞いた衝撃の実話

を基に企画したと、2024年に発表がありました。

2024年の3年前になるため、事件としては2021年の事件ということなりますが、具体的にこの事件が元ネタであるとの発表はありません。

漢 a.k.a. GAMIさんと言えば、ご自身も2020年5月に逮捕歴があります。

また、ドラマで出てくる「9門(くもん)」というラッパー集団がいますが、漢 a.k.a. GAMIが設立している会社は

株式会社鎖GROUP(くさりグループ)

という社名です。

ホームページでは、

9SARI GROUP

と記載がされています。

漢 a.k.a. GAMIさんの会社も9門も「く」を「9」に置き換えていることからすると、ご自身の事件と何かしら関係があるのではないかとも感じますよね。

ドラマ『警視庁麻薬取締課MOGURA』のリアルとフィクションの境界

『警視庁麻薬取締課MOGURA』は、現実の事件に基づいているものの、エンタメとしての要素が加えられており、事実とフィクションのバランスが絶妙です。

違法薬物の取引や大麻栽培の摘発といったテーマは、日本社会において重要な問題として扱われていますが、それをドラマ化する際に脚色が施されている部分もあります。

例えば、警察官が潜入捜査で犯罪グループに接近する描写は非常に緻密ですが、実際にはさらに複雑で危険な手順が伴います。このようなリアルな事件をエンターテインメントとして再現する際の難しさが、視聴者の興味を引きつけるポイントの一つです。

GAMIやラッパーとの関係性は?HIP HOP界隈とのつながり

『警視庁麻薬取締課MOGURA』は、音楽業界、特にHIP HOPシーンを舞台にした描写も特徴の一つです。

HIP HOP文化は、自由や反体制のメッセージを持つ一方で、一部のアーティストが違法薬物を肯定するようなイメージを発信することもあり、それが若者に与える影響が懸念されています。

このドラマは、そうした背景を浮き彫りにしつつも、違法薬物の危険性を描くことで、エンタメを通じた社会的メッセージを発信しています。

現実の問題を意識しつつも、フィクションとして楽しむことができる点が魅力です。

鈴木おさむが語る『警視庁麻薬取締課MOGURA』制作の裏側

『警視庁麻薬取締課MOGURA』の脚本を手掛けた鈴木おさむさんは、エンタメ作品を通じて現実社会の課題を提示することを得意としています。

本作でも、違法薬物問題というデリケートなテーマに真正面から挑み、実際の事件を深くリサーチし、それを基にドラマのストーリーに落とし込んだと語っています。

この作品は、リアリティを追求しつつも視聴者を引き込む展開を重視しており、フィクションとノンフィクションのバランスが絶妙です。

また、潜入捜査官の心理描写や、犯罪グループ内部の人間模様なども丁寧に描かれており、現実の事件の複雑さを反映しています。

近年、実話を基にしたストーリーがエンターテインメントで注目を集めていますが、その理由の一つは、視聴者が「現実に基づいた物語」に強い興味を持つためです。

特に、本作のように違法薬物や潜入捜査といったスリリングなテーマは、フィクションとしても興味深く、さらに「実話」という付加価値が作品の説得力を高めていますね。

日本の潜入捜査と違法薬物対策の現状とは

日本では、違法薬物の取引や栽培が社会問題として注目されていて、特に大麻の栽培や取引が密かに広がりつつある中で、警察は捜査手法の一つとして「潜入捜査」を活用しています。

潜入捜査は非常に危険で複雑な手法ですが、犯罪組織の内部情報を得る上で欠かせないものです。

近年、SNSやダークウェブを利用した薬物取引が増加しており、これに対応するための捜査技術が必要不可欠。

『警視庁麻薬取締課MOGURA』に描かれた警察官の潜入捜査は、こうした現実の捜査手法を参考にしており、視聴者にその重要性と難しさを伝えています。

まとめ|警視庁麻薬取締課MOGURAは実話?元ネタは漢GAMIの2021年の事件を徹底解説

『警視庁麻薬取締課MOGURA』は、エンターテインメント作品でありながら、違法薬物問題や社会の裏側に潜む現実を鋭く描いた作品です。

実話をもとにした物語は、フィクションとは異なる重みを持ち、視聴者に「これは現実でも起こり得る」というメッセージを強く訴えかけています。

元ネタの具体的な事件については語られておりませんが、漢 a.k.a. GAMIさんの周辺で起きた事件だと感じますよね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

好きなテレビ番組は「ミックスパイください」。好きな喫茶店はコメダよりもダフネ。あんかけパスタはヨコイ派。「名探偵コナン」が好きな社会派トレンドブロガーのダガネ・グレイシーです。

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